スキマ時間でスキルアップ
スキルセットをしっかりそろえてWebエンジニアとして活躍したいとは思っても、SIerでの日々の業務に追われて勉強する時間がなかなか取れないのが悩みという人も多いのではないでしょうか。そんな中でも着実に力をつけていくエンジニアは、上手に時間管理をしてスキマ時間を有効活用しています。忙しい人はスキマ時間などとても取れないと思うかもしれませんが、あきらめてしまう前にもう一度毎日の時間の使い方を見直してみることをおすすめします。
ないようで実は意外とあるのがスキマ時間
わずか5分間でも、それが10回積み重なれば50分になります。一気に15分から20分の時間を作ろうと思うと難しく感じますが、朝起きてから家を出るまでの時間、通勤時に電車やバスを待つ時間、移動時間、休憩時間、帰宅途中、帰宅後の時間には、無意識のうちに過ぎている時間が少しはあるものです。そんな時間のうちのわずか数分をうまく活用すれば、一度に多くの時間が取れなくても一日のトータルとしてはある程度まとまった時間をとることができます。自分ではなかなか時間管理が難しいということであれば、時間管理アプリなどを使って楽しみながらスキマ時間を作っていくといいかもしれません。
勉強はどこでもできるもの
椅子に座って机に向かう勉強も必要ですが、勉強する内容によっては必ずしもそのスタイルがベストとは限りません。仮にたっぷり時間があって部屋で落ち着いて勉強できたとしても、その時間中ずっと集中していられるかというと、意外と他のことに気を取られてしまったりして勉強が進まないということも多いものです。例えば参考書を読んでいたら、いつの間にか居眠りをしていたり、気が付いたら近くにあったスマートフォンでネットサーフィンをしていたりで、椅子に座って机に向かう勉強方法は誘惑が多いものです。
プログラミングをするなら落ち着いた場所の方が適していますが、知識を取り入れるために本を読むぐらいのことならスキマ時間にできるはずです。通勤ラッシュ時の電車の中などだと本は厳しいかもしれませんが、今の時代は電子書籍をスマートフォンで読むことができるので、片手が使えてスマートフォンを見るスペースさえ確保することができればいつでもどこでも勉強することができます。
スキマ時間で積み上げてきた知識を実行する
スキマ時間でコツコツと身につけた知識を自分のものにするためには、実践の時間も大事です。忙しい中でまとまった時間を作るのは大変かもしれませんが、せっかく勉強したことを無駄にしないためにも机に向かうための時間をたまには作れるように努力してみましょう。