Webエンジニアとして活躍するために

エージェントをうまく使うコツを知る

SIerからWeb系への転職も、エージェントを活用すればスキルセットに合った企業がすぐに見つかるのでスムーズですが、エージェントをさらに有効利用するコツを押さえておけば、転職活動をさらに充実したものにすることができます。

エージェントをうまく使うコツを知る

エージェントは複数利用がおすすめ

エージェントは複数利用がおすすめWebエンジニアの需要は多いので、1社のエージェントに登録すれば希望に合いそうな求人はあるかもしれませんが、せっかくエージェントを利用するなら複数社同時にした方が選択肢を増やすことができます。また、1社だけではわかりにくいキャリアコンサルタントとの相性も、何人かのキャリアコンサルタントと同時期にやり取りをすることで比較できるので、より優秀なコンサルタントを見つけられるかもしれません。複数のエージェントを利用することはマナー違反ではなく、一般的に行われていることであって、それぞれのエージェントも心得ています。もちろんそのことは各エージェントに伝えておかなければなりませんが、気にする必要は全くありません。
複数社利用で気をつけたいのが、利用するエージェントの数です。あまり多すぎるとやり取りだけでも大変になってしまうので、多くても3社程度にしておきましょう。Webエンジニアなら、IT特化型のエージェントを2社と大手の総合型エージェント1社などの組み合わせでまずは登録して様子を見るといいかもしれません。

キャリアコンサルタントとの信頼関係が成功のコツ

キャリアコンサルタントは、求職者と企業との間に入って面接日程の調整をしたり交渉をしたりと、本来は本人がやるべき様々なことを代行してくれます。合否の連絡も企業から直接ではなくエージェントを通じて伝えられるので、何がいけなかったかを教えてもらって次につなげることもできます。
コンサルタントは応募する企業に推薦状を書くので、お互いの関係が良好な方が推薦しやすいことは確かです。利用する側は顧客なのだからサービスは受けて当然という態度だと、人間的な魅力の部分がコンサルタントに伝わりにくく、少し不利になる可能性もあります。そのようなことにならないためにも、コンサルタントは自分のためにサポートしてくれる良きパートナーという気持ちで接するように心がけましょう。
複数のエージェントを利用していると、どの担当者も必死になって自社を使ってもらえるよう頑張ってくれるので、選考状況についての情報を各社に適度に伝えて競争力を高めると売り手優位の転職ができるかもしれません。そこまでしてもらうと断るのが申し訳ない気持ちになることもありますが、それも含めてエージェントの仕事と割り切って考えるようにしましょう。ただ、1社ここと決めたらできるだけ早くその他のエージェントにお断りの連絡を入れるのが複数利用のマナーです。